スケッチブック。

大きなスケッチブックを持った少女を電車で見かけた。
少女は大切そうにそれを抱え込み電車に揺られていた。
窓の外を見る彼女の瞳に大阪の街はどのように映っているのだろう。
頬にできた赤いにきびが少女のあどけなさを語っていた。
彼女の希望に満ちた瞳は全てを前向きに捉える力があるのだろう。
そしてそんな大阪をスケッチブックに収めていくのだろう。
僕のスケッチブックはどこだ。
押入れの奥だ。引っ張り出そう。
何か忘れている物はないかい。

キミノヒトミニ、イマボクハドウウツルノ。

電車を降りる。駅のホーム。
雑踏を掻き分けて走って行く少年少女が居た。
なんかうらやましくなって、僕も走って地下から這い上がった。
すると白い雪が降っていた。
少年少女は迎えにきていた車に乗り込んでいった。
雪がほんの少しあたたかかった。

さぁ、家に帰ろう。

ほんの少しの幸せが、ほんの少しの幸せを感じるココロによって、ほんとの幸せになる。

あたたかいご飯と笑顔が僕を待っていた。
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by super_masaharu | 2008-03-05 23:08 | THINK
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